目次
- 岩下さんがプレイヤーとしてバスケットボールを続けてきて、今に生きる良かった事はなんですか?
- バスケットボールの指導を志された経緯を教えて下さい
- チームでの指導でコーチングや選手への向き合い方を大切にしている事はありますか?
- 指導されていてのやりがいを教えて下さい
- 指導していくにあたり、上手くいかない時があったと思いますが、ご自身と選手に向けてどう乗り越えていきましたか?
- 選手の意見も尊重するとの事ですが、選手のアイデアが上手くいった時はどんな時でしょうか?
- コーチとして最高の経験、感動した事を教えて下さい
- 自分が選手時代として最高の経験、感動した事を教えて下さい
- 岩下さんのこれからのビジョンを教えて下さい
- PROFILE
岩下さんがプレイヤーとしてバスケットボールを続けてきて、今に生きる良かった事はなんですか?
視野が広くなり、状況判断を頻繁にするようになったことです。
物理的に視野が広くなったことはもちろん、相手が何を求めているのか、今何をするべきかという見方ができるようになりました。
また、バスケットを通じて多くの人との関わりが生まれたことが、大きな財産になってます。
バスケットボールの指導を志された経緯を教えて下さい
中学・高校の恩師との出会いだと思います。
高校生ぐらいの頃から大人になってもバスケットに関わっていたいなと漠然と思っており、なんとなく指導者の道かな?と考えていました。
実際にしっかり考え出したのは、大学生の時に中学の頃の恩師の下でお手伝いをした時からです。
その恩師が病気になり、大会のベンチにHCで入り、接戦で負けた時に「どうしたらもっと良くなるか?」とバスケットについて考えるのが楽しくなったことがきっかけです。(その恩師は今は元気です!)
考えても考えても色んなアイデアが出てくるし、流行も変わるし、相手によっても変わるので本当に奥が深くて楽しいです!
チームでの指導でコーチングや選手への向き合い方を大切にしている事はありますか?
自分自身がチームで一番バスケットが好きで楽しんでいる存在でいることです。
コーチが一生懸命楽しくやっていると選手もそれについてきてくれると信じています。
選手もバスケットを楽しくて面白くて深い競技だと感じてもらえるように頑張っています。
指導されていてのやりがいを教えて下さい
練習した内容がそのまま試合に出た時は本当に嬉しいですし、選手も「やってきたことが通用した!」という実感を得られる瞬間は特にやりがいに思います。
また、保護者や他チームのコーチから「チームいい感じだね」とか「楽しそうですよね」というお褒めの言葉をいただくとより一層やる気が出ます!
指導していくにあたり、上手くいかない時があったと思いますが、ご自身と選手に向けてどう乗り越えていきましたか?
まだまだコーチングについては模索中なので、上手くいかないこと続きですが、とにかく選手と一緒にまずは分析して考えます。
C級コーチ研修であったGood/Bad/Nextの考え方を大事に、選手には言語化をさせるようにしています。
「上手くいっていることは?」「逆に上手くいってないことは?」「どうしたらいい?」「どうして?」と自分なりの考えをコーチ・選手共に持ち、共有することを意識しています。
また、そこで出る意見の差異については、否定をせず、「そのアイデアも面白いね」というように肯定する姿勢も大事にしています。
選手の意見も尊重するとの事ですが、選手のアイデアが上手くいった時はどんな時でしょうか?
しょうもないことかもしれないですが、練習中のローテーションの仕方だとか、プレー中のスペースの使い方やスローインのセットのアイデアとかを受けて「それでいこう!」ってなった時はあります。
自分のアイデアだけではまだまだ限定されてしまうので、選手のアイデアに助けられることも多々あります笑
あと最近では選手から「音楽かけながらやりましょう!」なんて言われて、最初はモチベーションアップのためだけと思ってやっていましたが、大きい会場での大会を意識して大音量に負けない声を出すようになってチーム内の声掛けが頻繁に起こるようになりました。
色々と良し悪しはあると思いますが、何事もやってみて目的があとからついてくる形でもいいのかなと思ってとにかく意見を聞いて吟味してやってみるを意識してます。
コーチとして最高の経験、感動した事を教えて下さい
選手の笑顔、ガッツポーズ、ハイタッチを見た時は嬉しいです。
まだまだ若造で経験もなく、もっといい景色をチームで見に行きたいので、ここの質問については今後更新したいですね!
自分が選手時代として最高の経験、感動した事を教えて下さい
中2の頃、今話題の八村塁率いる奥田中と試合をやり、あの八村選手からボールをスティールしたことです!(実話です!)
岩下さんのこれからのビジョンを教えて下さい
中学校の部活動離れも進んでいく中でバスケットをやりたいと思って入部してくれた子たちに、「3年間やってよかった」「楽しいバスケ部での3年間だった」と思ってもらえるようにすることです。
そして、どこのチームでも、そのチームが強くても弱くても色んな人から「岩下のチームっていつも楽しそうだよね」みたいに周りの色んな人から注目される、応援されるようなチームを選手とともに創り上げていくことです。
自分自身もコーチング、審判活動を今後も向上心を持ちながらやり抜き、心臓が止まる時までバスケットのことを考えていたいです!
PROFILE
Name: 岩下 伊織
Profession: 教員
Coaching: 中学校部活動
Career: 大原中学校 → 伊奈学園総合高等学校 → 玉川大学 → 玉川大学院